食事摂取基準(多量ミネラル)
毎日1記事・・・と決めていたはずなのに、さっそくさぼりがちで先行きが不安です。
頑張って更新します!
さて、本日は「ミネラル」です。
今日はミネラルの中でも「多量ミネラル」の重要ポイントをまとめました。
ナトリウム
特徴
・浸透圧、酸・塩基平衡の調節
基準値
・「耐容上限量」は設定しない
・1歳以上は「目標量」であること
・1~11歳では女>男であること
・2015年改定により基準値が厳格化されたこと(過去記事参考)
・食塩相当量(g)=ナトリウム×2.54
カリウム
特徴
・浸透圧、酸・塩基平衡の調節
・ナトリウムの尿中排泄を促す
基準値
・2015年改定により6歳~17歳の基準値追加(過去記事参考)
カルシウム
特徴
・骨の形成や成長
基準値
・18歳以降は「耐容上限量」がある
・8~11歳(小学校高学年)は女>男
・妊婦、授乳婦の付加量がない
マグネシウム
特徴
・骨や歯の形成、酵素反応
基準値
・通常の食品から摂取する場合の「耐容上限量」は設定しない
・「推奨量」であること
結構大事なポイントがいくつか出ていると思います。
ナトリウム、カリウムは生活習慣病に大きな影響を与える一因ですので、二つとも「目標量」として基準値が設定されています。
数値まで暗記する必要はないと思いますが、ポイントは押さえておいてください。