雨の日の絵本「おじさんのかさ」
少しずつ、オススメの絵本をまとめていきたいと思います。
おじさんのかさ
今日は「おじさんのかさ」。
小学校の教科書にも載っている、有名な絵本です。
寒色系で描かれた絵が特徴的です。
お話の概要
おじさんは傘が大好き。
だから、雨が降っても大切な傘をさしません。
ある日、子供たちが傘をさしながら、楽しそうに歌う様子を見て
おじさんはとうとう傘をひらきますが・・・。
対象年齢
- 3歳:繰り返し出現するメロディーを楽しむ
- 4歳:話の内容を理解し集中して聞く
- 5歳:読んだ後の発展を楽しむ
読み方のポイント
- 傘をさすページをぱっと開き、とうとう開いた!という驚きを与える。
- あめがふったらピッチャンチャン~の部分を、メロディーをつけて読む。
- おじさんの声は最初は低く、徐々にトーンをあげ、気分の高まりを表現する。
読んだ後の応答
- おじさんの傘は、どんな音がしていた?
- 傘をさした時に、他にはどんな音がする?
- おじいさんは傘をさしてどんな気持ちになったのかな?
読み終わったあとも頭にメロディーが残り、口ずさむ子もいますよ。
傘を持って来る雨の日に読めば、帰宅時に「〇〇ちゃんの傘はどんな音がしたか、明日先生に教えてね。」と、親子の会話のきっかけを与えることもできます。
雨の日にお勧めの一冊です。