お正月に読みたい絵本「十二支のはじまり」
急に寒さが和らぎ、冬が苦手な幸子の朝活も復活です。
でも、今度は春の気配を感じています。
毎年、幸子を苦しめる、小さな小さなあのお方。
マスクに薬の生活が始まるなぁ。
そんな春の訪れの話をしておいて、かなり今更ですが・・・
今日のおすすめ絵本は「十二支のはじまり 」です。
十二支のはじまり
お正月を終えた子供たちは、十二支に興味を持っています。
「今年は酉年」「お母さんは酉年なんだよ!」「私はねずみ年」。
興味が高まっているこの時期に、読んであげたい一冊が「十二支のはじまり 」です。
お話の概要
十二支に関する絵本は沢山ありますが、保育園や幼稚園でもよく読まれている一冊です。
なんで十二支は、12種類の動物になったのか?
なんで十二支は、この並び順になったのか?
なんで、ねずみは猫に追いかけられるようになったのか?
そんなお話が、ユーモラスに書かれています。
子供たちが、「十二支」というものに興味を持ち、どんな動物がいたかを覚えるにはとても良いお話です。
対象年齢
- 4歳:物語を通して十二支にはどんな動物がいるのかを知る
- 5歳:十二支の並びを意識する
読み方のポイント
- 「・・・だと」「・・・さね」など言葉尻が昔ながらの話し方で書かれている。うまく読めるように、下読みは大切。
- それぞれの動物にまつわる件を区切って読むようにする。
- 最後の落ちを理解できるように、物語前半にある猫とネズミの件を大げさに読み印象づける。
読んだ後の応答
- どんな動物が出てきたかな?
- なんでねずみは猫に追いかけられるようになったのかな?
- 犬と猿はとっても仲が悪いの。仲良くごてんにたどり着けたのは誰のおかげ?
- いのししはとっても足が速いよね。どうして一番最後になったのかな?
- 今年は何年かな?みんなは何年かな?
表紙の絵柄もとても素敵です。
話を読み終わった後に改めて、「ね、うし、とら、う・・・」と順番に絵を見ながら、どんなお話しだったか回想するのもいいですね。