「イメージ暗記のすすめ」と「コメニウスの直観教授」
一番点稼ぎになる暗記モノ。
教育原理なんかはほぼ暗記ですね。
でも、実際暗記しようとすると、結構難しいんですよね。
そこで、私が使った暗記術は「イメージ暗記」。
イメージ暗記とは、その名の通り「イメージ」を使って暗記するものです。
羅列された文字を暗記するより、それらをイメージ化されたものの方が、より覚えやすいと思っています。
また、メインとなるもの(例えば人名)を中心に、関連するもの(例えば書籍や思想)をイメージ内に散らばすことで、全てを一度に暗記してしまうことができます。
これは、人によって異なるのかもしれませんが、私は絵を描くことが好きだったのでとても楽しくできました。
実際の例を「コメニウス」を中心にした場合で、再現してみますね。
まず「コメニウス」に関連して覚えたいキーワードを羅列します。
*コメニウス*
・近代教育学の父
・直観教授
・世界図絵
・母親学校(母親の膝の上で受ける家庭教育)
次に絵にできない人名などは、思い出すキーワードになる部分を見つけます。
例えば「コメニウス」だったら先頭に2文字に注目します。
保育士試験はすべてマークシート式なので、全てを暗記する必要はありません。
「コメ」が含まれる選択肢を探せばいいわけです。
「コメニクス」だろうが「コメ太郎」だろうが、「コメ」の後はどうでもいんです。
あとはそれぞれのパーツを一枚の絵に乗せていきます。
下手な絵でもいんです。
私は「コメ」と「直観」と「母親の膝の上」と「世界」を描きました。
絵で描き切れない部分は、文字を追加。「父」と「チェコ語とラテン語」ですね。
世界図絵は上に絵、下に文字という語学教科書ですので、配置を合わせました。
この一枚の中に、いろいろな要素が含まれました。
保育士試験で重要なのは、この関連性なのです。
「コメニウス」と「母親学校」という言葉を、個別に理解していても意味がありません。
それぞれが結びついて初めて、問題を解くことができます。
っというわけで、絵を描くのが好きな方は、イメージ暗記いかがでしょうか。
保育士になる方は、芸術のセンスが高い方が多いと思うので、おすすめの暗記術です。
このブログでも、ちょこちょこ載せていこうと思います。
ただ、やはり自分で描くのが一番です。
例えば「直観」と聞いてイメージする「絵」は人によって異なります。
私は電球でひらめきをイメージしましたが、イメージが湧かない人もいるでしょうからね。